【YouTuber必須】PhotoshopとPremiere Proを使って効率よく字幕を入れる方法

動画編集で一番大変なのが字幕作成かと思います。

字幕作成の基本的な手順としては

  1. 文字起こし
  2. テロップ(字幕)作成
  3. 作成したテロップを動画内に配置
  4. 微調整

といった感じだと思います。特に手順2のテロップ作成は本来であれば一度に表示させる字幕ごとに手動で作成しなければならず、5分程度の動画でも全て字幕を入れるとなると2時間以上かかることも珍しくありません。

今回は一番面倒なテロップ作成部分をPhotoshopPremiere Proを使って自動化し、字幕作成を大幅に効率UPさせる方法を紹介します。手順1の文字起こしに関してもSpeechnotesという音声認識ツールを使うことで半自動化することができるので、気になる方は調べてみてください!(今回は文字起こしが済んでいる前提で紹介していきます)

文字をエクセルなどでCSV形式で保存する

まずはじめにすることは文字起こしした文字をエクセルなどでリスト化し、CSVファイルというカンマ区切りのテキストファイル形式で保存することです。

エクセルがインストールされていない場合はGoogleのスプレッドシートなどを代わりに使うこともできます!CSV形式に保存できるものであれば、何を利用しても構いません。

今回は以下の文言の字幕を作成していきます。4つしかフレーズを用意していませんが、数が増えてもやることは一緒です!

  • 当サイトをご覧いただきありがとうございます
  • 今回は字幕作成を自動化する方法を
  • 解説していきます
  • とても便利なので、ぜひ活用してみてください

まずは上の文言を全てエクセルにコピーします。

この時注意してほしいのは、セルの一番右上のマス(A1)はあけておくことです。これはCSVファイルとして保存したときに、ここに入っている文字がCSVファイルの見出しとして扱われるからです。

ですので、今回はここにA1に「字幕データ」と入力しておきましょう。

そうしましたら名前を付けて保存を選択し、ファイルの種類をCSVに設定します。

ファイルの名前もわかりやすいものに設定しておきましょう。今回は字幕データとします。

PhotoShopで字幕作成

CSVファイルの準備ができたら、いよいよPhotoShopを使って字幕作成を行っていきます。

PhotoShopを起動したら、新規ファイルをクリックし、ご自身の作成したい動画のサイズに合わせてサイズを設定してください。今回は標準的な1920 x 1080のアスペクト比で作成していきます。

カンバスカラーは透明に設定し、作成ボタンをクリックしてください。

すると以下のような何もないカンバスが表示されます。

この状態でも字幕を作成できますが、実際に動画に字幕を表示したときのイメージを見ながら作成したいので、Premiere Proで実際の動画の画面をキャプチャしたものを表示しながら作成していくのがおすすめです。

Premiere Proのカメラのマークをクリックすると画面をキャプチャし画像として保存することができるので、それをPhotoShopに表示していきます。

今回は当サイトのロゴを10秒ほど表示するだけの動画ですのでどの瞬間をキャプチャしても同じ画像になります。画像を保存したらPhotoShopで開いてみましょう。正方形のロゴ画像を表示しているためわかりづらくて申し訳ないのですが、両サイドの黒い部分も動画の一部ですので、実際には横長の画像として保存されています。

そうしましたら通常のPhotoShopの使用方法で画像にテキストを追加してください。

この時に入力する文字はなんでも構いません。ここでのサイズや装飾が自動化して作成されるフォントの雛形になります。超適当に外枠をつけたりしてみました。

ここまでできたら後ろの画像はいらないので削除しちゃいましょう。これで必要な文字情報だけが残りました。

そしたら上のメニューからイメージ>変数>変数>定義を選択します。

すると以下のような画面が開くので、テキストの置き換えにチェックを入れて、名前を適当につけます。最後にOKをクリックしましょう。これで今作成した文字の情報(フォントやサイズ、色など)が変数として保存されました。

変数の定義が済んだら、この変数に先ほど作成したCSVファイルを読み込ませていきます。

イメージ>変数>データセットを選択してください。

以下の画面が表示されるので、読み込みをクリックし、ファイルを選択から作成したCSVファイルを選択しましょう。

このとき、保存した場所にCSVファイルが表示されていない可能性があります。

その場合は右下のテキストファイル(*.TXT)となっている部分をCSVに変更しましょう。するとCSVファイルが無事表示されるので、選択しましょう。

読み込みが完了すると、CSVファイルに保存した文字に変数の情報が反映された状態で表示されます。

下画像赤枠内の右ボタンをクリックすると次の文字が順番に表示されます。この時誤字などがあったら値というボックス内の文字を変更することで修正することもできます。

問題なければOKをクリックしましょう。

最後に作成した字幕を保存します。
ファイル>書き出し>データセットからファイルの書き出しを選択し、保存場所を選んだらOKをクリックして保存しましょう。この時他の情報は特に変更する必要はありません。
これでCSVファイル内の文字が一枚ずつPhotoShopで編集できるpsdファイルとして保存されます。

Premiere Proに読み込ませる

ここまでで字幕画像は完成しています。あとはこれをPremiere Proで読み込み、動画に合わせて配置していくだけです!

先ほど作成したpsdファイルを全てPremiere Proにドラッグアンドドロップし、読み込ませたら、通常の画像などのようにタイムラインに配置していくだけです。

実際に作成してできた動画が以下になります。今回は画像を表示しているだけの動画で音声はないので、適当に字幕を配置しましたが、実際は音声に合わせて字幕を調整する作業が必要になります。

いかがでしたか?慣れてしまえばカンタンに効率よく字幕を作成できるようになります。

今回はたった4つの字幕でしたが、字幕が多いほど効果抜群なのでぜひ活用してみてください!

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